ラビラビ / ライジング ポイント

このCDは凄い。でもLiveはもっと凄い。そんな訳でコレStudio録音・Field録音・Live録音がBaranceよく配置された作品。Fieldで録音された音の断片が全体をあったかく包み込み、3人が織りなす圧力のあるGrooveを引き立たせる。(ただ挿入されるには微妙なリズムの語りは流れを若干崩すかもしれない。)
“縄文Trance”というMixer兼Vo/Percussion/Percussionの3Peaceによる音楽美しく踊れる無条件に。正直“縄文Trance”という枠組みはどうかと思うし本人達もそんな枠組みでくくられるのをどうかとも言っていた。まあ解りやすいと言えば解りやすいが・・・。
とにかく色々な状況下でそこにハマる音像。ジャンルなんか関係ない。
Indigo Jam Unit / Collectivity

これ一気に。以前の作品もさることながら、今回のコレはかなり好きだ。前よりも熱く荒々しくも美しい調べ、躍動感と緊張感がかなりキテる。Piano、Contrabass、Drum、Drum&PercussionというSimpleな4人編成。にも関わらずこのDynamismすんごい。って以前からそうだったのだけれどそれがより強く。前よりも強烈に打ち抜くDrummingに死亡。このヌケがたまらない。時に暴れまくり、時に全体を柔らかく包むWood Bassに滾り。どんなにBackが強烈にDriveしてもあくまで優雅で繊細なTouch(かといってDriveしない訳でもなく、Backと融合しない訳でもない、絶妙なBaranceで成り立つ)のPianoで高揚。全ての曲が必然と存在し、個性を放つ。捨て曲無しとはこのLPにこそ当てはまると俺は思う。
なんというか・・・やっぱり速くてHard Attackingな曲からは逃れられません俺。
Mountain Mocha Kilimanjaro / Uhuru Peak

年明け一発目は、我らがMochaの2nd。全体を聴いて個人的には、更にガシガシ来ているGreatなBass Line。一聴以前よ り抑え気味に聴こえるも、多彩な打ちっぷりで温度は確実に上がっているDrum。その二人が奏でるGroovyなRhythmにブッ刺さる。とにかくそのBottomの部分の強化が顕著で、1曲目の“乱暴”(それにしてもこの曲が好き過ぎる。Bassがすんごくてシビレまくり。トビまくり。)でハッキリと認識可能。勿論他のPartである男臭さを増したHorn隊。抜群の安定感のGuitar。縦横無尽表現豊かな鍵盤。も強化されているのを忘れてはいけない。
相変わらず各楽曲の展開も見事だし、曲調もバラエティに富み、曲名もいちいち気になる見事さ。こんな音楽をやるにはセンスは大事だ。昔の音の奥底に潜むもの、こんな音楽の奥底に潜むもの、それを無意識に感じとり表現していると思う。なかなかこの感覚は難しいとは思うが、それをいとも簡単にクリア。併せて1stで気になった音質・音圧の問題も当たり前のようにクリア。いやはや参りましたはい。Funk、Funk、Funkとうたいまくる国内海外共に乱立する(かなり残念スギル状況)どうしようもないBandとは一線を画すQuality。頼もしい。貴重種!
ただ敢えて言うとコレが数年前に出ていれば、もっと凄い展開になっただろうとは思う。またこれからを感じさせる新機軸となる何かを盛り込んであったらと少し感じる事も否めない。とは言え彼らは自分たちの信じる道を己の思うままに進むのだろうし、そんな事知った事ではないだろう。
福居 良 / Scenery

Roy Brooksに引き続きこれも再発。凄いのがジャケ、音等細部に沢山こだわり(でなきゃいらない)で再発嬉しい。StandardなTypeの曲が中心なのだけれど、とにかくもう“Early Summer”に尽きる。凄い。奥ゆかしく(この表現を音に当てはめていいのか解らないが)それでいてEmotional。深く、熱を帯び、熱く胸を突き刺す。ドラムソロ前の繊細且つ豪快なTouchに言葉はいらない。スンゴイホントコレ。音楽って良い。冬にでっかい音で。
Tribe / Rebirth

Detroit Technoの雄Carl Craigの呼びかけにより、Tribe絡みのLegend達が集結し、他にもDetroitのPlayerを集めTribe音源を再演、再録、プラス新録を含む壮大な企画。いや普通に良いしAnalogで欲しい一枚ではあるんだが、俺には如何せんまとまりすぎているというか、Tight過ぎるというか。それにより後ろの方の濃いめな部分の濃度が落ちていると感じてしまう。いやね、良いっちゃ良いんだがどうもちょっとそんな感覚が払拭できない。普通によく聴くとは思うのだがそのなんだか届いていない部分が気になるどうしても。以前のTribe等の音源に感じられ“Build An Ark”にも引き継がれている、見えない、考えて表すものではない部分というのがどうしても薄い。まあ考えてみるとヒネリ無いし当然と言えば当然か。でも製作期間に10年の歳月をかけているようだが・・・あと個人的にCreditを確認したらDamon WarmackというBass Player(どうやらCarl Craig BandのMemberらしい)のPlayと音がどれもちと好きでは無い。立ち過ぎ。一体感が無い。
でも良いAlbumではあるよ実際。あえて苦言を呈しているだけです。みんな絶賛するのは知っているんです。
Making Movie
Dalindeo / New Creation

冒頭の跳ねまくりDrumにシビレ、Bajkaの気怠気なVoにどっか連れて行かれる一発。こんなの好きです。いきなりのDrumからいきなりの展開。まそれがイイ。終始跳ねDrumで跳ね目曲だったらここまでの魅力は無いはず。とにかくコレは雰囲気ありまくりでDarkでExoticでThrillingでで渋くカッコイイと思う。
それにしてもBajkaはかなりよく解らん感じの歌が合う。キッチリ求められた物をだしてるというか、どうやってもそうなるのか。Main Streamでは無いけど。どの音源も好きです。
B Sideはどうにもこうにも中途半端なJump Number。どうでもいい。
Build An Ark / Love Part.1

やっぱり凄いコレ。1stからの不変なStyleを貫きつつ、Folkieなニオイを増し、Beatがハッキリと強めになったコレ、やっぱりグッサリ俺を貫く。Swingin'な先行12inchもさることながら、俺は1曲目の“Love”でクラクラ。この曲でこのAlbumに収められた厳かなる世界感全てを肯定した。その位あのPianoの調べとStringsには有無を言わせない説得力があると俺は思う。何度も聴くと新たな驚きがあるし、深く胸に突き刺さるし、いつでもそこでも優しく包んでくれる音像。スンゴイ!
にしても毎度ジャケのCollageっぷりのScenceの良さには脱帽。1枚目のB/W、2枚目のカラフル感、今回の同一Tone。MotifもLayoutも完璧。LP以外のSingle等含めかなり好きなDesign。
El Chicano / Revolution

もう“I'm A Good Woman”尽きる。原曲より好きだし熱い。曲は若干長めだが、疾走感あるロールが暴力的な打ち気味Drumが豪快で、それに絡む走り気味Hammondと粗暴でごっつく艶っぽい女性Voがたまらなく好きだ。大好きな女性に贈りたい一発。
Album全体的には可もなく不可もないLatin Rock Album。でもこの愛すべき一曲だけでも価値有り。安いし。
Ike Turner & His Kings of Rhythm / A Black Man's Soul

映画“Tina”でLaurence Fishburneがかなりヤっちゃってた通り、巷では暴力夫として有名なこの男の創り上げるSoundは凄い。ある意味まんまパクりとしか思えないとんでもない引用などもあったりするが、Sound Makerとしての眼は鋭いとは思う。とは言えそんなに好きでも無いのだけれど、1969年ReleaseのこのLPはかなり聴いている。
音がなんだか派手。Hornが厚く熱い。DrumがTight。PianoがGroovy。IkeのザックザクGuitarが男。基本Bluesyな感触で引っ張りつつR&BやJazz Tasteなんかもウマい具合に調和されちゃってたりしてて曲調も様々。すげえ、なんだか脂が乗ってるっていうImageだなと。俺としてはどうでもいいが、ネタなんかも入っている好盤。


